近藤造船所 会社説明
当社は能登島を望む七尾南湾に位置し明治元年より船舶の建造、修理に携わってきました。
明治、大正、昭和30年後半位までは、木造船が主流だったが、40年代に入りFRP(ガラス繊維強化プラスチック)が徐々に船舶建造の主材料に変わってきました。
当社はいち早くFPRの優れた特性を生かしたFRP船の建造に着手し、現在では、FRP船を主に、鋼船(鉄製の船舶)のメンテナンスを行っています。
ドックとは?
船を上架(水からあげる)して点検、整備、修理、改造等を行うこと。また、船舶検査などあれば、手続き、受検、などもいたします。
シップドクターとして…
人間のドクターなら、外科、内科、神経科などそれぞれに専門医がいるように、船も船体、機関、電機などそれぞれに専門の技能が必要です。
造船所とは、それを総合的に診断し、対処する場所。
当社は、総合病院のようにさまざまな症状に対応してまた町の診療所のように気軽に相談できる造船所をめざしています。
一般に船と呼ばれる物の中にはさまざまな種類があり、その船の目的に応じた施工が肝心です。
船とは、人命、財産を乗せ、また気象状況によっては過酷な使用状況におかれるものなので、造船所として、海上でのリスクを少しでも少なくする工事を心がけています。